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泥縄,泥縄 意味


『泥縄』の解説

泥縄とは「泥棒を捕らえてから縄を綯う(なう)」を略したもの。泥棒を捕まえてから、慌てて(泥棒を)縛るための縄を作ることで、事が起きてから慌てて準備することを意味する。泥縄は後手になったり、その場しのぎな政治や経営の他、様々なそうした事象に対して使われ、「泥縄状態」「泥縄式○○」という言葉もある。また、泥縄というとマイナスイメージが大きいが、逆転の発想で泥縄を推奨する考え方も出てきている。
「泥縄式卒論についての一考察」は、筆者(津曲)が北大文学部言語学研究室で助手をしていた当時、『研究室日誌』という雑記帳に4回に渡って連載したものである。助手の重要な仕事に卒論指導があったが、内容以前にテーマの選び方、文章の書き方といった問題でつまづく学生が多かったことは、おそらく今も変わっていない。迷える学生のために、筆者なりの経験と信念をふまえて、卒論のための最小限のエッセンスを示したものである。主任教授の池上二良先生が定年を迎える年度だったから、1983年に書いたものである。当時研究室の4年生にカワイイ、しかしノンビリ屋の女子学生が多かったことが、執筆の直接の動機だったかもしれない。ちなみに池上先生は、卒論の口述試験のときになって初めて、学生に対し「ほう、君はこんなことやってたですか」とおっしゃるようなタイプの先生だった。もちろんこの文章の存在などご存じない(はずである)。『研究室日誌』はもっぱら学生(とまだ学生気分だった助手)が好き勝手なことを書きあう場だった。

 

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